2016年11月7日月曜日

ブリュッセル駆け足旅行

6月8日〜10日はベルギーの首都、そしてEUの政治の中心でもあるブリュッセルに2泊しました。ベルギー、ブリュッセルはかつてドイツ・スイス留学中にも訪れたことがなく、とても楽しみにして半年以上前から小旅行の計画を立てていました。ところが、2016年33月22日にブリュッセル空港、そして市内の地下鉄駅で連続爆破テロ事件が発生したため、家族旅行するには不安で一旦はキャンセルも考えましたが、結局当初の予定通り決行することになりました。

今回の旅行ではブリュッセル、帰国直後のイスタンブール国際空港、そして一ヶ月後のミュンヘンとテロ事件の現場となった場所を偶然訪れたことになり、テロ、難民問題に揺れるヨーロッパ情勢を体感することになってしまいました。

さて、9日の午後8時過ぎにブリュッセル南駅にタリス号で到着し、駅前のホテルに投宿の予定です。やはり旅行ガイドにあるように南駅周辺は治安があまり良くなさそうで、目付きの悪い人もちらほらといて少し雰囲気が悪かったのですが、すでに6月で日没が遅いため、それほど怖い思いもせずホテルを見つけることが出来ました。

翌朝、まず観光の中心、ユネスコ世界遺産登録のグランプラスまで歩くことにしました。有名な観光地は歩いて回れる範囲にあり、とても便利です。

ブリュッセル南駅の北側、スターリングラード通りをグランプラスまで徒歩約30分。

途中、有名な小便小僧にて。小さい〜世界三大ガッカリと揶揄されるゆえんでしょうか。しかし、小僧さんにちなんだお土産屋さんは繁盛していました。





グランプラスに到着、壮麗な建物に囲まれたスクエアです。
左側は市庁舎





    一角にはチョコレートのゴディバ本店があります。


グランプラスの北東にある、1847年に完成の全長212mのヨーロッパ最古のアーケード、ギャルリー・サンテュベールへ向かいました。

      その後、南側のサン・ミシェル大聖堂へ

カトリックの聖堂ですが、やはりオルガンは気になります。
               
            ステンドグラスが美しい

            

南へ坂を登ってビジネス街を通り抜けブリュッセル公園へ


            公園の向かいにある王宮
                   
                  衛兵


ロワイヤル広場

                聖ヤコブ教会

   モン・デザール庭園から北側の芸術の丘方面


この後、丘の下にある中央駅へ。昼食も取らぬままブルージュ(ブルッヘ)へと向かうことになりました。

2016年10月28日金曜日

タリス号でブリュッセルへ


わずか7時間ほどのアムステルダム観光を終えて、中央駅に戻ってきました。これから特急タリス号に乗ってベルギーの首都ブリュッセルに向かいます。

        まだまだ元気なお二人。


駅前から見える壮麗な教会は、聖ニコラス教会といってネオ・バロック様式のアムステルダムでは珍しいカトリック教会だそうです。次回は必ず行ってみたいものです。


疲れたので、駅構内のスターバックスコーヒーで一休み。天井も高くアンティークな雰囲気です。


発車時刻が近づいたのでホームへ。2階建ての近郊電車をたくさん見かけました。


              いつも仲良し

タリス号入線です。



         


 車内も外観と同じワインレッドを基調としたおしゃれなデザインでした。
 

これからブリュッセル南駅まで約2時間の旅です。静寂な車内、咳をするのもはばかられて我慢しているうちに、呼吸がし辛くなって来ました。これは、ちょっとまずいんじゃないか?と一人焦っておりました。






2016年10月26日水曜日

アムステルダム弾丸ツアー、その②

なかなか落ち着いてブログを書く時間もないまま、前回の投稿から三週間近く経ってしまいました。次第に6月のヨーロッパ旅行の記憶も薄れつつ・・・アムステルダム6月9日の後半についてお話を進めます。ゴッホ美術館を堪能した後、空腹を覚えつつ中央駅の方向へ戻りつつダム広場へ徒歩で向かいました。

         市の中心ダム広場、大変賑やかです。
                
       喧騒の中、広場に面して王宮があります。

広場から運河の方へ旧教会を探して歩きつつやっと昼食にありつきました。かなりの大きさのハンバーガー、11ユーロほどで満腹。

 旧教会の近くで。このあたりは、いわゆる「飾り窓」がある地区で。ちょっと雰囲気が怪しげでしたね。運河をバックに怪しげなお二人。


                

繁華街に建つ旧教会(Oude Kerk)に到着。アムステルダム最古の教会で1306年に奉献されました。


 

作曲家スヴェーリンクなどの有名人が眠っているそうです。厳かな雰囲気です。

 お目当てのパイプ・オルガンは修理中でパイプが取り外されていました。


美しい小型のオルガンを発見。



ダム広場へ戻って、王宮の右手もう一つの大きな教会「新教会(Nieuwe Kerk)」へ、すでに教会としては使われたおらず、写真展が行われていました。手前にはパフォーマンスをする半裸のお姉さんが写っています(汗)


中へ入ると、結構立派なオルガンがあるじゃないですか。帰国後、松居先生にお話を伺うと、このオルガンが最も由緒ある楽器とのことでした。もっと眺めておくべきでした。

その後、徒歩でアンネ・フランクの家へ向かうも、長蛇の列。


       やむなく入館を諦めて外から眺めました。

それからトラムに乗って中央駅へ戻りました。


2016年10月8日土曜日

アムステルダム弾丸ツアー、その①

かつての僕の旅行パターンは、国内外を問わず夜行列車に乗って朝どこかに到着、丸一日市内観光をして夜再び夜行列車に乗って次の目的地へというものでした。今回もそれにならって、夜行列車で6月8日朝にアムステルダム中央駅へ到着、出来る限り一日でアムステルダム市内観光をして、次の目的地へ向かうこととしました。
この地図で旧市街が運河に囲まれている様子がよくわかりますね。また、この縮尺で見ると右上に中央駅、左下にゴッホ美術館とコンセルトヘボウ中央上にアンネ・フランクの家がギリギリ収まっています。これらが今回、ほぼ10時間の滞在でこれだけは見たい!と思った目的地でした。それから、出来ればパイプオルガンも見学したい。しかし、こうなるとかなりハードなスケジュールですね。

夜行列車の下車後は、いつも疲労感を感じます。特に今回はほとんど眠れなかったので。
対象的にさわやかなお二人。アムステルダムは薄曇り、気温は20度を切るくらいで、ミュンヘンより肌寒く感じました。この時期はこんな感じなのでしょうか。写真左、ガラスが反射して見えませんが、プラットホームの隣がバスセンターとなっている大変機能的な駅でした。
         

トラムに乗って、まずコンセルトヘボウを目指します。手にはiPad、wifiルーターでマップを表示させて、経路も教えてもらいました。



美しく歴史を感じさせる、しかしコンパクトな外観でした。

中の様子



 こんなポスターも
              


コンセルトヘボウからゴッホ美術館まで歩きます。緑が豊かです。


ゴッホ美術館はこんな近代的な外観です。混雑が予想されたので事前にネットで予約しました。が、それほどでもなかったですね。


この日本語の音声ガイド、助かりました。ほとんど全部の作品を解説、鑑賞する順番も分かりやすいです。

                 内部です。



       エントランス前の壁のパネルも素晴らしい。

           刻々と名作を映し出します。
                
        よく見ると左に誰か座っていました。


おみやげにゴッホ名画集を買いました。