2015年2月27日金曜日

プラハ、あれこれ

プラハは地下鉄が発達しています。A,B,Cの3ラインが、それぞれ緑、黄、赤のカラーで色分けされています。長い急傾斜のエスカレーターに乗って地下深くのホームまで降りて行くと、もしかして核シェルターの役目もあるのか?などと思いました。


                1日券、1コルナは約5円です
 AとCラインが交差するのが国立博物館、ヴァーツラフ広場です。博物館には、ヴァーツラフ・ハヴェル初代チェコ共和国大統領の大きな絵が掲げられています。89年のビロード革命の舞台となったところですね。故ハヴェル大統領は、今でもチェコ国民の自由の象徴となっています。

ここから徒歩で10分位の住宅街にドヴォルジャーク博物館がありました。


            サロンコンサートも行われるようです。


トラムに乗って再びブルタヴァ川の方角へ、国民劇場です。

隣にはこんな不思議な建物が、やはり芸術関係のものだと思います。


河畔にはスメタナ博物館があります。なんとなくドヴォルジャークより扱いが大きいような気がしました。火曜日は休館日で入館できず、残念。


              旧市街、有名な火薬塔です。

      最後にプラハのお菓子。派手で面白いですが、未だに食べていません。




2015年2月21日土曜日

チェコは鉄道の国

ここで、鉄道について一言。25年ぶりに訪れたドイツではICE(新幹線)網が発達し、その他の近距離線区ははREGIOという普通列車がカバーする、いわば日本型の鉄道営業形態になってしまったように感じました。ドイツ国鉄からは昔懐かしいD-Zug(急行列車)、座席のみの夜行列車、食堂車などは姿を消しつつあるように思いました。無駄を省いて、目的地により早く着けばよいという時代の流れでしょうか。新幹線を全国に走らせて、狭い国土で所要時間をさらに削って喜ぶ日本に似ているようですね。しかも廉価の長距離バスに取って代わられるというところも同じです。

ところが、チェコ共和国では未だに鉄道が頑張っているように感じました。決して広くない国内を網の目のように鉄道が走っています。また、プラハ中央駅で佇んでいると、出発到着のアナウンスの終わりに「運行はチェスカー、ドラーヒー(チェコ国鉄)」とチェコ語でも英語でも必ず繰り返されるのが聞こえます。日本の駅で発車案内の後に「この列車の運行はJRでございます」とは言わないし、もちろんドイツでもありえません。それだけチェコでは鉄道運行に誇りをもっているんだろうなぁと思いました。
路線図⇒こちら


プラハ中央駅(Praha hlavni nadrazi)で見つけたカラフルな車両たち


             近郊電車エレファント号

チェコの鉄道では、特に電気機関車に特徴があるように感じました。SKODA社製でしょうか。なかなか逞しいイメージ




駅舎ではアールヌーボー調の高い天井ドームに目を奪われます



しかし、帰路は駅前からドイツ国鉄のICバスでミュンヘンへと向かいました。残念ながら鉄道より安くて速い。




2015年2月17日火曜日

プラハにて②〜プラハ城

カレル橋を渡って、プラハ城へ坂を登って行きます。坂道は傾斜がきつく、しかも凍結して歩きにくいです。

先ほど渡ったカレル橋も見えます。

お城に到着、広い敷地に多くの建物があります。

大統領府も兼ねているので、衛兵が立っています。

門の内側

聖ヴィート大聖堂



帰り道、下り坂は滑って危険、ところがスキー部の息子は僕を置いてスイスイ滑り降りて行きます。

夕暮れの雪景色がが幻想的ですね。

風邪のためホテルで休む次女を残して、夜も息子と市内散策、寒いです。
共和国広場



夜のムステーク、賑やかです。


2015年2月14日土曜日

プラハにて①〜旧市街からカレル橋へ

2014年12月29日午後、ベルリンからの国際列車は雪の影響で30分以上遅れてプラハ中央駅に到着しました。プラハは、かつての社会主義時代の暗いイメージに反して活気あふれる大都会、まさに喧噪という言葉がぴったりです。ホテルを予約したムステークという繁華街まで徒歩で20分ほど歩きました。

ムステークから見る、ビロード革命の舞台となったヴァーツラフ広場と共和国博物館

迷路のような旧市街を歩きました

  カレル橋を目指してゆるやかな下り勾配の路地を降りて行きます




旧市街の途切れる所にバロック様式のカレル橋の橋塔が現れます

橋の上から振り返ると、旧市街がよく見えます

橋の両側には合計30体の聖像が並んでいます

           この寒さの中、多くの観光客が歩いていました

ブルタヴァ川の流れに感激

旧市街側

対岸

橋の上からプラハ城を望む、かなり距離があります

橋を渡ってプラハ城への坂道を登ります。寒く、また路面はツルツル